MESSAGE

歯髄再生治療について

 

歯髄とは


.png 歯髄とは、歯の神経組織のことです。

 歯髄は、歯に栄養を届けたり虫歯などになった時に痛みにいち早く気付いたりする役割があります。歯髄を失い栄養が届かなくなった歯は欠けたり割れたりしやすくなり、また、虫歯などの痛みに気付くのが遅れ気付いた時には炎症が歯の根元やアゴの骨にまで広がり、歯を失ってしまうリスクが高くなります。

 

 

 

歯髄幹細胞と歯髄再生治療

 

歯髄には歯髄幹細胞と呼ばれる細胞が多く含まれており、血管や神経を誘導し、歯髄の再生を促進するはたらきがあります。
歯髄再生治療では、この歯髄幹細胞を虫歯や歯髄炎などで歯髄が失われた歯に移植し、再生させて「自分の歯」を保ちます。

 

 

歯髄再生治療の流れ

 

  1. 親知らずや乳歯などの不用歯を抜歯します。
  2. 歯をクリーンな施設に輸送して不用歯から歯髄を取り出し、その中に含まれる歯髄幹細胞を培養します。
  3. その歯髄幹細胞を他の物質(G-CSF)と共に、抜髄した歯に移植します。
  4. 歯髄幹細胞や物質のはたらきにより、在来の幹細胞が歯の内部に集まり、血管や神経が伸びてきて、1か月ほどで歯の感覚が戻ってきます。
    6か月~1年ほどで象牙質も再生され、最終的に冠などを入れて噛めるようにします。

 

.jpg

 

歯髄再生治療の展開


歯髄幹細胞は血管・神経の誘導に有利な幹細胞が多く含まれ、脳梗塞や末梢神経麻痺、骨再生など、さまざまな組織の再生医療に応用できる大きな可能性を秘めています。

アエラスバイオでは、歯髄再生治療に必要な歯髄幹細胞の加工・保存をおこなうほか、歯髄再生技術の確立、歯髄幹細胞の長期保管技術など、更なる研究・開発を進めています。